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ご長寿のお祝い

17日は敬老の日でしたね。

 

翌日、母が入っているグループホームの併設カフェで、

ふたりでコーヒーを飲んでいるときに小さな表彰式が始まりました。

 

聞けば、特養に入っておられる方おふたり(どちらも女性)が100歳を迎えたので、

そのお祝いだとのこと。

 

総理大臣と県知事から表彰状、副賞の品2点、

さらに施設のスタッフからの花束が手渡されました。

 

母に「あの人たちは、100歳なんだって」と教え、

一緒に拍手を送りました。

 

そして、母。

「すごいね。私はまだまだやね」との答え。

「お母さんは、ことしいくつだっけ」

と、ちょっと意地悪かなと思いつつ、

でも、年齢の話が出ているわけだしと思って尋ねてみると、

「えーっと、まだ70にはなっとらんね?」

 

おぉ〜。それは若いね。

実際は、もうすぐ85歳。

けっこうなサバ読みです〜。が、それはそれでいい。

母のその時の現実は、60代である、と考えればいいわけです。

 

我々の現実を押し付ける必要はまったくありません。

 

本当のことを知ってもらいたくて(自分の現実と一致してほしくて)、

「何言ってんの、85歳でしょう」と言ったところで、

本人が悲しくなったり、つらくなったり、情けなくなったりするだけ。

 

それよりは、笑っておいしくコーヒーを飲んだ方が、

どちらも幸せです。

(もちろん、その幸せ感の中に数%の寂しさはあって、

 その分、コーヒーがちょっと酸っぱく感じられたりすることはあります)

 

さて、来月は母の誕生日。

年齢を祝うのではなく、いま、杖をつきながらも歩けていること、

毎日、完食する食欲があることを祝うとしましょう。